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養蜂アカデミー養蜂体験を開催しました
7月10日・11日の2日間、岐阜県の春日養蜂場にて、養蜂アカデミーの養蜂体験を開催しました。
今回は、これから養蜂を学びたい方と、すでに養蜂経験のある方の2名が参加され、養蜂アカデミー一期生も加わりました。初心者から経験者まで、それぞれの立場から学び、意見を交わす機会となりました。
座学と実習を通して、養蜂の「その先」を考える
2日間では、座学と実習を組み合わせ、養蜂場の見学、内検、採蜜、講義、参加者同士の交流を行いました。
実際の蜂群を前にした内検では、ミツバチの状態をどのように確認し、何を根拠に判断するのかを学びました。また、採蜜の実習では、作業の手順だけでなく、衛生管理や道具の扱いについても確認しました。
講義では、現場で長年養蜂に取り組んできた養蜂家の経験と、専門的・学術的な知識の両方に触れ、それらが実際の養蜂現場でどのように結びついているのかを学びました。
経験者だからこそ得られる気づき
参加者からは、先生の講義だけでなく、経験豊富な養蜂家や一期生との会話からも多くの学びが得られたとの感想が寄せられました。
自分たちだけで養蜂を続けていたら見落としていたかもしれないミツバチの状態や、確認すべきポイントを教えてもらえたことが、大きな気づきにつながったようです。
また、養蜂経験のある参加者からは、これまで分かっているつもりで進めてきたものの、プロの作業や判断を間近で見ることで、自分の理解が十分ではなかった部分に気づき、これまでの養蜂を見直す機会になったとの声がありました。
養蜂を始めた後、どう続けていくか
参加前には、内検や採蜜などの養蜂作業を体験する場を想像していた方もいらっしゃいました。
しかし、実際に参加してみると、養蜂を始めた後にどのように管理を続けるのか、何を準備し、長期的にどう取り組んでいくのかという視点を得られたことが、大きな収穫になったとのことでした。
養蜂は、巣箱を置き、ミツバチを飼い始めたら終わりではありません。天候、病害虫、蜂群の状態、採蜜、周辺環境など、毎年異なる状況に向き合いながら、判断と改善を重ねていく必要があります。
今回の体験は、養蜂の基本的な作業を学ぶだけでなく、養蜂をどのように継続し、次の段階へ進めていくのかを考える時間となりました。
養蜂GAPを通して、自分の養蜂を見直す
養蜂アカデミーでは、養蜂GAPの考え方も大切にしています。
養蜂GAPは、単に良いはちみつを生産していることを示すものではありません。安全性、衛生管理、作業記録、環境への配慮、働く人の安全、次世代への継承など、養蜂全体を見直すための指針です。
養蜂を行う場所や規模、方法は、それぞれ異なります。それでも、どのような管理状態を目指すべきかを一つずつ確認することで、自分の養蜂を客観的に振り返ることができます。
参加者からも、養蜂GAPは、自分のやり方を確認し、将来に引き継いでいくための良い指針になるとの感想が寄せられました。
仲間と学び、次の挑戦へ
今回の体験では、参加者、一期生、講師、関係者が、それぞれの経験や失敗、工夫を共有しました。
養蜂では、思うように蜂群が増えないことや、採蜜がうまくいかない年もあります。しかし、失敗をそのままにせず、原因を振り返り、次のシーズンに向けて準備することが大切です。
参加者からは、今回の学びを生かして来年に向けて準備したい、将来的な法人化や施設整備を考えるうえでも参考になった、もう一度初心に戻って次の挑戦をしたいといった、前向きな声が聞かれました。
また、同じように養蜂に取り組む仲間と出会えたことや、修了生を含めた交流ができたことも、今回の大きな成果となりました。
内検や一通りのことは学んだけれど、その先へ
現在、養蜂の内検や採蜜を体験できる講座は各地で開催されています。
一方で、実際に養蜂を始めた後、
「蜂群が思うように増えない」
「採蜜量が安定しない」
「自分の判断が正しいのか分からない」
「このままの管理方法でよいのか不安」
「将来は群数や事業を拡大したい」
といった悩みを抱える方も少なくありません。
養蜂アカデミーは、作業の方法を覚えるだけではなく、自分の養蜂を見直し、長期的に継続していくための考え方を学ぶ場です。
内検や一通りのことは学んだけれど、
その先の「持続可能な養蜂」を目指す。
それが、養蜂アカデミーです。
今回ご参加いただいた皆さま、一期生の皆さま、講師および春日養蜂場の皆さま、ありがとうございました。
今後も養蜂アカデミーでは、現場での実践、専門的な知識、養蜂GAP、そして受講生同士のつながりを通じて、養蜂を長く続け、発展させていくための学びの場をつくってまいります。



